イエメンのイランと同盟を組むフーシ派は、ガザ戦争におけるパレスチナ人との連帯を継続するため、紅海やその他の海域で船舶への攻撃をエスカレートさせ、「潜水艦兵器」を導入すると木曜、同組織の指導者が述べた。イスラエル・ガザ戦争が続き、パレスチナ人の死者数がほぼ3万人に達する中、フーシ派武装勢力は11月以来、パレスチナ人支援として紅海、バブ・アル・マンダブ海峡、アデン湾で無人機とミサイルによる攻撃を繰り返している。アブドゥル・マリク・アル・フーシ氏はテレビ演説で、「紅海とアラビア海、バブ・アル・マンダブ海峡、アデン湾での作戦は継続しており、拡大しており、効果を上げている」と付け加えた。同氏は潜水艦兵器の詳細については明らかにしなかった。同団体のストライキにより、世界の海上交通の約12%を占める航路が寸断され、企業はアフリカ周回のより長くより高価な航路をとらざるを得なくなっている。木曜日初め、イエメンのアデンの南東約70海里で2発のミサイルが発射され、船舶が炎上したと英国海事貿易業務局(UKMTO)機関が発表した。その後の最新情報で、船舶と乗組員は無事と報告され、次の寄港地へ向かっていると発表した。